続 記憶に残らないシャツ

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勝手ながら【TIE YOUR TIE】のセッテピエゲのネクタイに合わせてつくりました。

 

ネクタイと衿型のバランスと細すぎず緩すぎないフォルム。

 

セッテピエゲのしなやかな風合いを殺さない旧織機でゆっくり織り上げた140双の極細番手の糸を使用した生地。

 

リラックスとエレガントが見事に調和したのではないでしょうか。

 


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タックインした時のブラウジング具合にもかなりこだわりました。

 

あまり緩いとだらしがなくなるので細心の注意が必要でした。

 


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真剣にドレスシャツとして考えましたが、ひょっとしたらカジュアルにも取り入れやすいかも知れません。

 

実は汎用性の高いシャツなのかも知れませんね。

 

 

COMOLI x L'ECHOPPE

Dress Shirt

 

色: ホワイト、ブルー

サイズ: 37,38,39,40,41,42

29,000yen+tax

 

信販売も承っております。

 

COMOLI x L'ECHOPPE 記憶に残らないシャツとその仲間たち

付き合いは長いけれど、一緒にお酒を飲みに行くなんて数えるほどしかないCOMOLIの小森氏と私。


普段からその辺でよく立ち話してるので、あえて飲みに行く必要もないし、この日もなんで飲みに行ったんだったっけか?


この日の話題は小森氏の冠婚葬祭の話しだった。


「TIE YOUR TIE(タイユアタイ)のネクタイが最高なんだけど、合わせるシャツがタイトなものしかなくて困ってる」


冠婚葬祭の時ぐらいシュッと決めてみるのもいいじゃないと思ったけど、彼がそういうシャツを着てる姿を想像してみたら、やっぱり無いかなと思った。

 

話はセッテピエゲ(7つ折りのタイ)のタイに合うシャツの定義にまで及んだ。

 

自分たちはクロージングの人じゃないので、あくまで感覚論で。

 

その話の中で、コモリシャツはあえてカジュアルに振っているだけで縫製や生地のクオリティはドレスシャツ並み。

 

上質でしなやかな風合いの140番手の生地とふわっとしたフォルムは、セッテピエゲのタイとの親和性を感じずにはいられず、単純にタイに合わせた衿型とスーツのインナーとして機能するフォルムを考えるだけで理想の形が生まれるのではないかと盛り上がった。


お酒の勢いもあってか、アルコールで顔真っ赤の小森氏は「やろうやろう」と。


こんな調子で進めていいのかなと思ったけど「やろうやろう」と返した。

 

それから多忙な小森氏も片手間ながら真剣にドレスシャツの開発を進めていってくれた。

 

 


余談ですが、やはりスーツやシューズはしっかりとお金掛けて消耗品ともいえるシャツは気持ちがよくて実用的な範囲(金銭的にも)に留めておきたいという考えがあります。


ネクタイもそうだけど、その時々で気に入ったものをカジュアルに取り入れていくのが一つの楽しみだと思うのです。


さすがにスーツは専門店で買いたいけれど、ドレスシャツぐらいはカジュアルなお店に置いてあって、普段着を買う延長で買えてもいいんじゃないかと思っています。

 

だからL'ECHOPPEでドレスシャツを扱うことは結構便利で良いのではないかと、、、良い風に良い風に考えてます。

 

 

タイトル通り記憶に残らないぐらい際立ったディテールがないシャツが完成しました。

 

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名脇役として完璧だと自負してます。


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TIE YOUR TIEのセッテピエゲに合わせた衿型とサイズ。ドレスシャツらしくサイズはネック寸で1cm刻みでご用意してます。


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見分けがつきにくいけれどドレスシャツの縫製ラインで縫い上げてます。


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タックインした時のブラウジング具合にはかなりこだわってます。


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アウトしても長すぎることのない着丈。


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サイズバランスはカジュアルとドレスの中間?

 

 

スーツで着れるコモリシャツの完成は、ハードコアなコモリシャツユーザーの方達にも喜んでいただけたら尚嬉しいですね。

 

 

本日3月21日発売

色: ホワイト、ブルー

サイズ: 37,38,39,40,41,42

29,000yen+tax

信販売も承っております。

 

 

そしてまだ話は終わりません。

 

これで3シーズン目になる別注チェスターフィールドコートとホスピタルジャケットも同時発売です。

 

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今シーズン選んだのは、COMOLIオリジナルのカリッカリのリネン生地。

 

ビンテージでも見たことのないようなビンテージの風合い??

 

けど、触ってみていただければ言わんとする事がお分かりいただけるのではないかなと思います。


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カリッとしつつ洗いざらしの自然なドレープとデザインのマッチングは素晴らしく、恐ろしくフィットしてます。


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一方のホスピタルジャケットも、原型で使用されているウール生地とのかたさが近いせいか、とても自然な仕上がりとなっています。


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チェスターフィールドコート

88,000yen+tax

 

ホスピタルジャケット

52,000yen+tax

 

いずれも3月21日発売

 

毎回動きの早い商品になりますので、お早めにどうぞ。

Role Club for L'ECHOPPE

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Brian Truong

ROLE CLUB及びシューリペア店の4代目のオーナー。

 

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Brian Truongの運命を変えたロサンゼルスで70年続くシューリペア店。

 

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8歳の頃からブーツを作り続けているというBrianの師匠Ignacio Palacios氏。彼の家族は非常に貧しく、彼はそのような若い年齢で家族を支えることができるようにブーツを作る必要がありました。


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2010年11月12日にBrianは糸のスプールを探しに、彼のシューリペア店に足を踏み入れたのがキッカケで、ブーツのリペア、ブーツ作りに魅せられ、オーナーへの道を歩むことになりました。ちなみに彼はまだ25歳という若さ。

 

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最高品質のブーツを生産することに人生捧げる決意をし「ROLE CLUB」を立ち上げました。

 

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「エンジニアブーツはGOLDと同じだ」

 

いつまでも修理が可能なエンジニアブーツは、GOLDのようにどんなに古くなっても価値が続いていき、さらに魅力も価値も増していくと彼は言う。


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「プライドが高品質の仕事を生み出す」と確信し、「ROLE CLUBのブーツを履く人たちが、私が作っている時と同じプライドを感じて欲しい」


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現地にてオーダーメイドでしか手に入れる事が出来なかったあのブーツが、いよいよ初上陸です。


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Black


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Beige

 

まず、エンジニアブーツらしからぬ洗練されたフォルムに震えます。

 

分厚い靴下よりも薄手のドレス系のソックスに合わせたくなる感じ。

 

ソールはもちろん全面ラバーの選択肢もあったのですが、ドレス感を高めたくヒール以外はレザー仕様に。

 

改めて眺めてみると、ヒールのシェイプのエロさが際立ちますね。

 

是非、実物をご覧いただきたいです。

 

 

【Role Club for L'ECHOPPE】

"Engineer Boots"

300,000yen+tax-

 

本日3/14より発売です。

モードとクラシックの間のリアルクロージングとは

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なんの変哲も無い筒状の袖に感銘を受ける(大げさ)。

 

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日本の祭りの伝統衣装「ダボシャツ」の袖を流用した和洋折衷なシャツ。


羽織りに特化したシンプルなシャツってありそうで無くて、自分の中では常に隠れテーマ的に探し続けていました。

 

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あえてボトムやアウターに使われる布帛生地を使用し羽織りとして特化させてみました。


寸胴な筒袖はノーストレスで気持ちが良く、暑い時はサッと袖をまくれるし、とにかく楽だ。


白以外はポケットも外してもらってちょっとドレッシーな印象に。

 

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実は結構地厚な白。

使い勝手のいい胸ポケットつき。


夏場のプラス一枚はこれで決まりだ!なんて言ってみる。

 

【MS BRAQUE x L'ECHOPPE】

ネイビー 35,000yen+tax

チェック 39,000yen+tax

ホワイト 28,000yen+tax

 

 

 

そして最後にこちらは、L'echoppeからしかオーダーが入らなかったという逸品。

 

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一瞬なにがどうなってるのかよくわからないTシャツ。

 

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二枚の生地をグルグルと繋ぎ合わせて形成しています。

ソフトシームと呼ばれる縫製方法で、生地を重ねる事なくフラットに縫い合わせているので、肌当たりも良く、見た目もキレイな仕上がりが特徴的です。

 

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こんなテクニカルな仕様なのに、THE US TEEなデザインが最高に好きです。

 

杢の生地を使用してる所も流石です。

 

ソフトシームTシャツ 28,000yen+tax

 

 

改めて、柔軟な発想と高度な技術、卓越した感覚にデザイナー松下氏の凄みを感じたコレクションでした。

 

どちらも3月1日から発売です。

 

 

 

 

la favolaの新展開

la favolaから待望のプレタラインが登場です。

 

まだまだラインナップは少ないけれど、L'ECHOPPEでは中身の濃い2型をピックアップ。今回ご紹介するコート以外にジャケット1型もあります。

 

la favolaについておさらいです。

 

la favola(ラ ファーヴォラ))は、2015年にスタートするも、あまりにも水面下で活動していたため、一般的に知られる事はなく、本人の友人知人でさえも知らなかった、という話をよく耳にしました、私も然り...

 

テーラードアイテムを中心とし、コンセプトをより深く理解してもらえるよう対話が可能なオーダーメイドのみの展開という一風変わったブランド。

 

イタリア語で物語を意味するla favolaという言葉通り、洋服を通して身に着ける人それぞれの物語を紡いで欲しいと言う願いが込められた洋服づくりを行なっています。

 

型入れ、裁断、縫製、アイロンまでを一人の職人の手により、徹頭徹尾こだわりを持った少数生産で生み出されています。

 

プレタラインでは、細やかなオーダーが出来ないのはもちろんのこと、インバーテッドプリーツや手作業の工程がミシンに変わります。

 

大きな差はないものの価格的にはかなり良心的に。

 

 

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ボタンレスでウエストベルトを巻いて閉める独創的なスタイル。

 

 

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後はたっぷりとした蹴回しの分量感、コンパクトな肩から裾に向かい綺麗なAラインが特徴。

 

 

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肩が張る事のない二枚ラグラン仕様。

クラシカルだけれど、不必要とされるディテールを削ぎ落とし、個人的にはとてもモダンな印象を受ける。

端正な佇まいにシャカシャカ素材のマッチングは、la favolaならではだなーと感じさせるチョイス。

 

 

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色があまり出てないのですがカーキ。

 

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ネイビー

 

全三色

98,000yen +tax

 

昨日から発売なのですが、初速が早くサイズ切れが早そうな予感。

 

お早めにどうぞ。

 

 

OUTIL x L'ECHOPPE 第二弾

18AWからスタートした【OUTIL x L'ECHOPPE】別注コートの第二弾が到着しました。

 

前シーズンは、かつてフランスの羊飼いが着ていたとされるコートが起源だけに、フレンチな生地にこだわりOUTILが開発した肉厚のモールスキンを採用していましたが、春に向けてはどうしようかとOUTILの宇多氏に相談したところ、実は密かに春向けに開発していたという薄手のモールスキンを紹介してくれました。

 

フレンチ好きな人が大喜びしそうな春向けモールスキン。ありそうでなかった生地。

 

モールスキンらしからぬ軽やかさと、ヌメッとしたモールスキンらしさの風合いが相まって新感覚。

 

素材の良さを活かすために、天然の染色で染め上げることに。

 

ただ、この天然というのが曲者で、とにかく色ブレ、色ムラが激しく計算もできない。けど、その風合いたるや、最高の一言。

 

個体差があるので店頭で吟味して、お好きな風合いをお選びいただくのが吉でしょう。

 

 

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色は全3色。

何気にトリコロールカラー。

 

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男性


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肩の位置に制限がないので、小柄な女性も普通に着れてしまいます。

 

 

発売中

50,000yen+tax

SIZE:0,1,2

COLOR:BLUE,NATURAL,RED

 

数量も限られているので、気になる方はお早めに。

 

NICENESS is good

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NICENESS

 

ホントに服が好きなんだなーっていうのが伝わってくる。嫉妬してしまうほど目の付け所が良くて、落とし込みも上手い。純粋に欲しい、着たいと思えるものばかり。こういう人がいると、自分で服を作ろうなんて思えなくなる。自分はバイヤーで良かったと心底思う。

 

NICENESSに限った事ではなくて、自分がお付き合いしてるデザイナーさんはみんなそう。

 

バイヤーである私が関わっていく事で、何を生み出したり、何を発信したりしていけるのか?

 

バイヤーの職域も時代と共にだいぶ変化してきたと思う。

 

自分の存在意義含め、改めてバイヤーの役割を見直していかなければ。

 

書いてて、ふと思いました。

 

 

さて、デリバリー第一弾が到着。

入荷の一部をご紹介させていただきます。

 

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NN-O01S19_ BIGGIE(ジャケット)

83,000yen +tax

細番手のファインウール糸を、礼服などに用いられるドスキンに織り上げた素材を使用したジャケット。カラーやラペルのバランスは、オーセンティックな60sのタキシードジャケットから発想。同時に90sのブラックミュージックシーンで流行したオーバーサイズでタキシードを着こなすスタイルからインスピレーションを得たデザインとシルエットになっています。


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NN-L01S19_Queens (ベスト)

158,000yen +tax
イギリス軍のジャーキンをベースに、素材は最高級グローブレザーを使用。一般的にグローブレザーは極端にサイズが小さいため、この分量を使用することは珍しく贅沢なアイテムです。革職人が裁断から縫製までを一貫して丸上げしているので、革本来の体に馴染む楽しみを、細かなディテール部分も含めて堪能して頂きたいです。

 


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NN-V02S19_BOBBY(ベスト)

66,000yen +tax

極細の強撚ウール糸を使用したウールトロ素材で作ったボディーアーマー型ベスト。
両型共に60sアメリカ陸軍で支給された型をモディファイ。防弾用に開発されたM69型ベストを、あえて防護部分の使用を排除し軽い仕上がりに。
極上のスーツ地であえてミリタリーアイテムを作る事や防護芯を抜く事で平和的な意味合いもデザインに取り入れています。



 

ご覧の通り、ぱっと見の印象よりもこだわりは深い。

 

個人的にプロダクトのウンチクにそれほど興味を持つタイプではないんだけど、NICENESSの服の背景は、難しい事をやってるのに、分かりやすくて面白いから、もっと聞かせて欲しいってなる。ストーリーテラーとしても優秀なんだと思う。

 

そうは言ってもNICENESSの一番の魅力は着用感。こだわりを知った上で着てみると、より実感できるので、ぜひ店頭にて試してみて欲しい。

 

ちなみに、今シーズンのL'ECHOPPEはデザイナーブランドの取り扱いは少なく、アイテムのラインナップも少なめな傾向なんだけど、NICENESSに関しては別。相当幅広くラインナップしているので、今後の入荷も期待してください。

 

 

■L'ECHOPPE

■住所 〒107-0062 東京都港区南青山3-17-3 

■電話 03-5413-4714 

■営業時間 11:00~20:00 

■定休日 なし