Witty Vintageとマルコム帽が襲来

f:id:hynm_kaneko:20181024101623j:image

 

バイヤー赤嶺氏の類い稀なる行動力と審美眼の高さには目を見張るものがある。

 

特にミリタリーものには定評がある氏は、各方面から支持される国内有数のヴィンテージディーラーの一人でもあり、L'ECHOPPEもよくお世話になっている。

 

私は彼のセンスが大好きで、プライベート

 

Witty Vintage

一年ほど前に突如スタートした《 Witty Vintage 》はレディースを主体としたWeb Store。

 

まさに「カッコいい大人の女性の為のヴィンテージショップ」。

 

 

f:id:hynm_kaneko:20181024174529j:plain

ラインナップは相当ハイセンスで、着る人を選ぶし、選ぶにも勇気が必要なラインナップかもしれないけれど、圧倒的な表現力とヴィジュアルストーリーテリングで、Witty Vintageの世界観に引き込まれていく。

 

実店舗がないので、今回のように実際に手を触れて試着ができる機会はとても貴重だと思います。

 

なお今回のイベントでは1970年代から1980年代のファーコート、1900年代初頭から1940年代までのヴィンテージレースやシャツ、アーバンな雰囲気を持つミリタリーアイテム、メキシコのシルバー最盛期1970年頃のシルバーアクセサリー、様々な装飾が施されたカウボーイブーツなどが並びます。 

 

約400点のヴィンテージを用意しているとのこと。

 

 

【 WITTY VINTAGE POP UP STORE in L'ÉCHOPPE 】

開催日時:2018年10月25日(木)~10/31(水)

 

 

f:id:hynm_kaneko:20181024151640j:image

10月25日は、同時に【 Saravah CUSTOM ORDER FAIR 】がスタートします。

 

f:id:hynm_kaneko:20181024173702j:image
f:id:hynm_kaneko:20181024173705j:image
f:id:hynm_kaneko:20181024173657j:image

かつてマルコムXが被っていたキャップから着想を得て製作されたSaravahのWATCH CAP。

 

昨年このWATCH CAPを愛用していたスタッフが、泥酔の挙句紛失するという事態が起こり、買い直したいけど完売という状況のなか、ほかにも買えなかったお客様もいらっしゃることだし、オーダー会をやってみようというノリでスタートしたイベント。

 

f:id:hynm_kaneko:20181024173640j:image

今回は、全15色2素材からお好みの色と素材の選択が可能。

 

f:id:hynm_kaneko:20181024173637j:image

中でも目玉は、ひとつひとつ職人の手描きによる染めで柄をおこしているチェコ製の高級ラビットファーの素材。

 

27日(土)にはデザイナーである坂口氏が在店し、直接ご対応させていただきます。

 

開催日時:10月25日(木)~10月31日(水)

価格は12,000円~34,000円(税抜)

 

 

楽しみな一週間がスタートします。

 

 

■L'ECHOPPE
■住所 〒107-0062 東京都港区南青山3-17-3 
■電話 03-5413-4714 
■営業時間 11:00~20:00 
■定休日 なし

 


 

超老舗《 Rockmount Ranch Wear 》でバンドカラーウェスタンシャツをお願いしてみた。

f:id:hynm_kaneko:20181022150410j:image

もはや完全に尋問である。

 

 

別注とは、何でもかんでも条件が揃えばできるというわけではなく、相手を納得させられるアイデアであるかどうかも重要で、特に初対面の外国人に対しては慎重に伝えなければならない。

 

こちらのボス、、、ファーストコンタクトから手強そうな匂いがプンプンだった。これは一筋縄ではいかないなと。

 

ちなみに今回の私のアイデアは、だいぶ前から決めてあって「ゆるいフォルムのバンドカラーウェスタンシャツ」を作ることだった。

 

肩肘張らずに少しゆったり着られるウエスタンシャツがあったらいいなという思いつきを形にしようというものだった。

 

ジャストサイズでブーツカットのボトムをビシッと合わせる正統派なスタイルの真逆を行けば何が起きるのか?

 

きっと魅力的な着こなしが生まれてくるのではないかと妄想しながら企画していきました。

 


f:id:hynm_kaneko:20181022150407j:image

作業としてはとてもアナログで、展示会場にかけてあるサンプルを手に取り、衿を内側に折り返したりしながらイメージを固めていきます。

 


f:id:hynm_kaneko:20181022150358j:image

考え方も至ってシンプルで、少しハードな印象の3つボタンを2つにしたり、ダイヤモンドボタンをラウンドボタンんにするなど、ひたすら引き算をしていった。

 


f:id:hynm_kaneko:20181022150401j:image

おおよその完成形。

シルエットはリラックスフィットを選ぶことにより、ビッグサイズとは違う自然でゆったりシルエットを目指した。

 


f:id:hynm_kaneko:20181022150404j:image

女性に向けてサイズを選んだわけではないけれど、一番小さなサイズを着用した時にどのようなフォルムになるのか?など、頭に入れておいた。

 

 

ボスからは「なんで衿を取るんだ!?」「日本人ならリラックスフィットは大きすぎる」など、いくつか助言や質問をいただき、少し納得の行かない部分もありそうだったけど「サンプルを作ってみるよ」とのことで無事本企画を進めていけることになった。

 


f:id:hynm_kaneko:20181022150412j:image
f:id:hynm_kaneko:20181022150415j:image

こちらは、ちょっと意外だったんだけど、スカーフ類も豊富で、中にはMADE IN USAのシルクスカーフもラインナップされていた。

 

キュートな絵柄のモノを1型加えた。

 

 

 

そして完成したシャツはこちら。

f:id:hynm_kaneko:20181022161117j:image

当初イメージしていたよりも良いバランスで完成しました。

 


f:id:hynm_kaneko:20181022161111j:image

袖丈は通常よりも若干短くしているが、それでもやや長めな設定。

 


f:id:hynm_kaneko:20181022161109j:image

ウェスタンシャツらしからぬ、厚手のオックスフォード生地はアメリカ製のもの。経年変化も楽しめそう。

 

少し心配だった台衿と全体のフォルムのバランスはほぼ完璧。

 


f:id:hynm_kaneko:20181022161128j:image

ブルーはかなり明るめに写ってしまってます(汗)

こちらもかなり厚手のアメリカ製のツイル生地。

 


f:id:hynm_kaneko:20181022161104j:image

フルオープンでもタックインしてもいい感じに収まります。

 


f:id:hynm_kaneko:20181022161123j:image

ラウンドボタンも雰囲気に合ったかと。

 

 

シャツ 17,000yen +tax

シルクスカーフ 11,000yen +tax

 

発売中 

 

 

■L'ECHOPPE
■住所 〒107-0062 東京都港区南青山3-17-3 
■電話 03-5413-4714 
■営業時間 11:00~20:00 
■定休日 なし

 


H 8 復元プロジェクト《BERNARD ZINS》

f:id:hynm_kaneko:20181011005206j:image

 

買い付けの経験の中で、もっとも感動した出会いだったかもしれない。

 

 

「H 8 」

アッシュ ユイット

 

Hは、まさかのHEMISPHEREのH...

 

HEMISPHEREからBERNARD ZINS社へ8番目に注文したモデル。

 

 

 

 

HEMISPHEREとは、1978年にANATOMICAのピエール・フルニエ氏らが立ち上げたパリのセレクトショップ

 

当時は、50色ほどのラムズウールやカシミアのセーターを壁一面に取り揃えたり、トラッドからネイティブアメリカンの製品、様々な民族衣装まで、世界中の逸品を幅広く扱うお店だった。

 

私が知る事になった90年代後半では、品揃えにその当時の面影は薄れていたけれど、ショップスタッフのスタイルからその片鱗を垣間見れていた。レディース(そこはたまたま)のお店だったし自分が着られるものなんて何もないんだけど足繁く通い、HEMISPHEREとはなんたるかをたくさん教わり、憧れた。

 

それから数年後、私はEDIFICEのバイヤーになり、日本でHEMISPHEREを運営していた金万さんともお付き合いが始まり、いつも話題の焦点は80年代のHEMISPHEREの話だった。

 

とにかく当時を知る人の話が楽しくて、自分はあまり質問するようなタイプではないんだけどHEMISPHEREについてだけは質問しまくった。

 

ほぼ妄想に近いけど、自分流のHEMISPHEREスピリットが買い付けの原動力になっていたことは間違いないし、それは今でもそう。

 

 

とにかく相当憧れていたHEMISPHEREの80年代のアーカイブを発見してしまったのだから興奮が抑えられるわけがなく復元したい欲は物凄かった。早速BERNARD ZINS代表のフランク氏に猛烈アプローチするも、一度は追い返され、、、半年後に戻り、しつこくお願いしてようやくOKをいただいた。

 

それなりのリスクを抱えてのオーダーだったけれど、常にクローゼットの中心に置いておきたいトラウザーズなんて今まで無かったし、これから見つけることが出来るとも思えなかったから英断だったと思ってる。

 

HEMISPHEREの話ばかりが先行してしまったが、当たり前だけど内容も素晴らしく、トラウザーズの教科書ともいえるようなディテールの数々。ひとつひとつのディテールが履き心地の良さや使い勝手の良さに直結しているのも見逃せないポイントだ。

 

 

f:id:hynm_kaneko:20181011134248j:image

フレンチプリーツとも呼ばれる2インプリーツを採用。

動きの良さと収まりの良さに定評のあるディテール。 

 


f:id:hynm_kaneko:20181011134313j:image

角が丸いのは、お腹に食い込んだ時に当たらないように?見た目的にも美しさを感じます。



f:id:hynm_kaneko:20181011134316j:image

開け締めする際の手の動きを考慮して斜めにカットされたボタンホールは開閉のしやすさが抜群だ。

 

 

f:id:hynm_kaneko:20181012232839j:image

ボタン滑りの良いサテン地を使用。

 


f:id:hynm_kaneko:20181011134301j:image

マーベルトにはサスペンダーボタンも備えている。

 


f:id:hynm_kaneko:20181011134258j:image

ヒップ周りの立体感?収まりの良さ?は一つのポイントになっている。ポケット上を貫通するダーツが、その機能に一役買っていると思われる。

 

 

f:id:hynm_kaneko:20181012233158j:image
f:id:hynm_kaneko:20181012233203j:image

カウボーイブーツを余裕で飲み込む24cmの裾幅。個人的にはカウボーイブーツに合わせるパンツとしても考えていたので、この裾幅は絶対だ。

 

 

 

そして最大の難関であった生地選び。

 

ただ、好みの生地を選ぶのでは芸がないし、選び方によっては魅力が半減してしまう事も分かっている。できれば当時の資料を参考にしたいけれど、サンプルはグレーのサキソニー1本のみ。

 

 

f:id:hynm_kaneko:20181012233017j:image

そこで活躍したのが、たまたまBERNARD ZINSショールームに置いてあった1984年のPOPEYE誌。

フランス特集「VIVA! NOUVEAU CLASSIC」というタイトルのスタイリングページの中で、トラウザースを着用したコーディネートが多く掲載され、私は今回の生地選びのソースとして利用させてもらうことにした。

 

雑誌と生地スワッチを交互ににらめっこしながらピックアップしていくという新しい?スタイル。

 


f:id:hynm_kaneko:20181012233026j:image


f:id:hynm_kaneko:20181012233050j:image

そのまま直球のタータンチェックではなく、キーカラーである赤を基調とした今日的なチェック柄をチョイス。

 


f:id:hynm_kaneko:20181012233030j:image
f:id:hynm_kaneko:20181012233046j:image

千鳥格子は、大きめの柄を発見し即決。

 


f:id:hynm_kaneko:20181012233023j:image
f:id:hynm_kaneko:20181012233033j:image

つい選びがちなアメリカ的なチノを避けて、フレンチな色合いのオーガニックコットントリコロールな三色をチョイス(恥ずかしがらずにトリコロールを選びます)。

 


f:id:hynm_kaneko:20181012233037j:image
f:id:hynm_kaneko:20181012233042j:image

日本の気候の考慮しオールシーズン対応を意識したSUPER110sのウール素材(上から3色をオーダー)。 

 

無地のウール生地のものを1ヶ月ほど履き込みましたが、生地のしなやかさ、フィット感が秀逸で、とにかく履き心地がよく、履いたその日は一日中気持ちよく過ごせます。

 

改めてボトムの重要性を感じさせられました。

 

 

価格:

無地SUPER110s 33,000yen +tax

オーガニックコットン 33,000yen +tax

チェック柄各種 36,000yen +tax

 

サイズ:

34,36,38,40,42,44,46

 

 

現在、HEMISPHEREはパリにも日本にも無いけれど、1アイテムだけならL'ECHOPPEで見ることもできるし購入することもできます。

 

 

■L'ECHOPPE
■住所 〒107-0062 東京都港区南青山3-17-3 
■電話 03-5413-4714 
■営業時間 11:00~20:00 
■定休日 なし

 


 

吾輩は外羽根キャップ党である

 

革靴界のオールラウンダー「外羽根のキャップトウ」は万能すぎる一足だ。

 

 

ドレッシーなイメージのキャップトウと機能重視の外羽根のミックスはとても魅力的で、靴屋さんを覗く時まず一番に探すのは外羽根のキャップトウからと決まっている。そのクオリティやキャラクター性で、そこの靴屋さんと趣向が合うのかを判断する材料にもなっている。

 


軍での採用が起源の外羽根式は、脱ぎ履きのしやすさとフィット感の調整がしやすいのが特徴で、今では当たり前のように多くの靴に採用されている。軍での採用というだけでグッと来てしまう性格をなんとかしたい...

 

 

あまり意識する人はいないかもだけど、実はスニーカーにも外羽根式、内羽根式が存在していて、ドレッシーな合わせには内羽根のスニーカーを選ぶとか、そういうマイルールを作ってみても面白いかも知れない。

 


よほどこだわらなければ冠婚葬祭以外のシーンで外羽根で問題になる事はないし、合わせるものの幅も広く、オンオフ兼用しやすいのも魅力の一つかと思っているけど、出来れば紳士たるものオン用とオフ用は分けたい。

 

 

今季で2シーズン目を迎えたLe Yuccasと共同開発の外羽根キャップトウもグッドイヤーウェルト製法にアップグレードして再リリースしています。

 

 

前回、即完売したトウをクロコダイルの革であしらったモデルも遅れて入荷して来ました。

 

 

f:id:hynm_kaneko:20181009212108j:image

装飾性の高いクロコダイルは正統派なキャップトウに毒っ気を添えてくれます。さらに磨きをかけてビカビカに光らしてしまうのも悪くないかも知れません。

 


f:id:hynm_kaneko:20181009212105j:image

木型はkarena。

革はもちろんベジタブルタンニンなめしのボックスカーフを採用し、クロコダイルとの対照的な風合いが互いに両者を引き立て合っている。

 


f:id:hynm_kaneko:20181009212101j:image

小振りで高さのあるヒールも健在。


163,000yen +tax

 

 

外羽根キャップ党の方の二足目としては面白い選択肢かも知れませんね。

 

発売中。

 

■L'ECHOPPE
■住所 〒107-0062 東京都港区南青山3-17-3 
■電話 03-5413-4714 
■営業時間 11:00~20:00 
■定休日 なし

 

 

リニューアル3日目のL'ECHOPPEは...

2Fオープン2日目。

 

f:id:hynm_kaneko:20180907214714j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214718j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214816j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214724j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214745j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214743j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214735j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214813j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214730j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214739j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214711j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214733j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214721j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214727j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214811j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214709j:image

f:id:hynm_kaneko:20180907215009j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214957j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907215006j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907215003j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214950j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214959j:image
f:id:hynm_kaneko:20180907214954j:image

 

僕らの方で「こちらは女性向け」「男性向け」といった決めつけをしないお店をつくりました。

 

だから1Fも2Fもメンズとレディースが混在した構成になっています。

 

選択の自由っていうとちょっとカッコつけすぎかもですが、お客様に先入観なしで選んでいただけるような空間を目指しました。

 

実際、メンズブランドだけど女性にもいいかもという事で仕入れたものもあります。

 

それって言われなければ気づかないかもだけど、先入観なしで見れば女性が手に取ると思うんです。

 

新しい自分の発見にもつながるのではないでしょうか?

 

2F=レディースという認識が広がっているのですが、全然そんなことはありませんので、ぜひ両フロアをご堪能ください。

 

ちなみに2Fへのアクセスは、1F店内からではなく外階段からになります。

 

 

 

 

 

 

さて、3日目の明日は、2つのイベントが同時開催されます。

 

まずはこちら↓

 

f:id:hynm_kaneko:20180907204445j:image

 

【L'ÉCHOPPE PRESENTS TONYS MAGICAL BAG VIOLENCE & URANAI】


コスチュームデザイナーやスタイリスト、タレント等、多岐にわたり活躍するトニー・クロスビー

 

f:id:hynm_kaneko:20180907225252j:image
そんな氏の手掛けるレザーグッズブランド”COXCOMB”の新シリーズ"king"のカスタムワークショップを1日限定で開催いたします。

 

歴代のイギリス国王の中でも人気が高いジョージ5世、ジョージ6世(現イギリス女王エリザベス2世の父、祖父)の称号である"king"の名をかたどった本シリーズは、両国王が活躍した約100年前から使い込まれているような趣のあるエイジングが特徴。

 

f:id:hynm_kaneko:20180907224554j:image
フロントのネーミングはジョージ5世及びジョージ6世に宛てた手紙という意味合いになっています。


それに伴い、COXCOMBのアイコンでもある切手も両国王の切手をベースに形成されています。

 

f:id:hynm_kaneko:20180907224621j:image

f:id:hynm_kaneko:20180907225432j:image
今回のワークショップでは、エイジング前のレザーバッグを特別にご用意し、お客様のお好きなネーミング&エイジングをその場でトニー氏が仕上げさせていただきます。(加工済の商品を購入することも可)

 

カラー展開は、BLACK、BROWN、OX BLOODの3色。

 

【価格】 39,000円(税抜)

【開催日時】9月8日(土) 12:00 ~ 19:00 (トニー氏在店)

 

 

 

そしてこちら↓

 

f:id:hynm_kaneko:20180907204613j:image

 

【POLYPLOID 18-19aw POP UP SHOP & INSTALLATION】


POLYPLOIDがL’ECHOPPEにてポップアップショップを開催いたします。

ローンチしたばかりの18-19awコレクションを取り扱うL’ECHOPPEでのポップアップショップを開催するにあたり、コレクションには展開のないマリンハットも製作いたしました。

アウトラインを固定した一つのアイテムに対し、3種類の異なる素材と色で展開することで、多面的に広がるプロダクトの奥行きや広がりを実験的にアプローチするコンセプトを持つPOLYPLOID。

 

本イベントでは、L’ECHOPPEが取り扱う18-19awコレクションのAのカテゴリーのフルアイテム、全8型に加え、B,Cのコレクションを展示。

 

ブランドの世界観をご覧いただける機会となっています。(※B,Cは展示のみで販売はいたしません。)

 

Aのカテゴリーは、トワルを連想する生成り1色のみで展開。英国製のカリコと呼ばれるコットンで製作しており、ロングコートやダブルブレステッドジャケット、パンツをはじめとしたアイテムが揃います。

また、L’ECHOPPEのために製作し、本イベントで発売予定のマリンハットは、このブランドコンセプトに沿って、異なる3種類の素材で展開。A,B,Cでカテゴリー分けされる素材にはそれぞれ、生成りのカリコ(A)、塩縮加工を施し、凹凸のある表情が特徴のナイロン(B)、イギリスの羊毛を使用し、ケンプをブレンドしたメルトン生地(C)を採用しています。


本イベントの初日、‪9月8日の12時‬〜夕方にかけて、デザイナーのイゾルデ氏がベルリンから来日し、L’ECHOPPEに在店、コレクションの説明などをいたします。

 

 

【 PROFILE 】
2017年にドイツ・ベルリンにてイゾルデ・オーギュスト・リッチリーにより設立。イゾルデはベルリン・ヴァイセンゼー美術大学にてファッションデザインを学び、その後、複数のファッションブランドで10年以上、デザイナーやパタンナーを経験。POPLYPLOID(多倍数体)は、それぞれのスタイルのベースとなるパターンが元となっている。本コレクションでは8つの異なるクラシックスタイルを表現しており、さらにこれらのスタイルはA、B、Cの3つのカテゴリーに分けられる。そしてそれぞれのカテゴリーに対しユニークな感覚を表現する異なるマテリアルが選ばれる。
カテゴリーAでは、どのスタイルもシーズンごとに最もシンプルな方法で表現されている。白のカリコが仕立ての基礎を表しており、作品には最もベーシックな表現がなされている。一方、カテゴリーB、Cでは、Aの基礎を新たなコンセプトや感覚に転換させる全く異なる布地が選ばれる。カテゴリーAでは色は1色のみが用いられ、Bでは2色、Cでは3色となる。
このコンセプトの背景にはドイツと日本の非常に強い関係がある。服の色や布地がカテゴリーごとに使い分けられるだけでなく、POPLYPLOIDではドイツと日本での生産も行っている。ヨーロッパのマテリアルはドイツで縫製され、日本のマテリアルは日本で作られる。作品の生産国が生産プロセスを指し示すことは、市場に対して全く新しいアプローチ手法である。
POLYPLOIDのデザインチームは服やパターンの知識やデザイン、生産プロセスに関して10年以上の経験を有する。そこに日本とドイツと手仕事の力を加え、今までにない全く新しい試みを行っている。

 

【開催日時】
9月8日(土)  ~ 9月14日(金)

9月8日(土) (イゾルデ氏在店)

 

 

ちょっと賑やかになりそうな週末。

 

 

■L'ECHOPPE
■住所 〒107-0062 東京都港区南青山3-17-3 
■電話 03-5413-4714 
■営業時間 11:00~20:00 
■定休日 なし

 


 

L'ECHOPPE "LADIES" 9/6(Thu) ~ START!!

f:id:hynm_kaneko:20180905105650j:image

9/6からL'ECHOPPEが2フロアになりレディースがスタートします。

今までメンズを買い付けてきた流れを崩さずにユニセックスからレディースまで幅を広げた、という言い方が正しいかも知れません。

新しい仲間も加わり、世界観、商品展開、サイズの幅も広がった、新生L'ECHOPPEをどうぞお楽しみください。

 

 


f:id:hynm_kaneko:20180905105704j:image

英国スタイルのライダースジャケットと超アメリカンなワークブーツを組み合わせるなんてちょっと邪道な気もするしヘビーすぎてしまうけれど、アウターばりのビッグで厚手なカーディガンをまとってしまえば組み合わせの良し悪しなんて気にならなくなる。

一発でスタイルを激変させるアイテムはファッションをつまらなくもしてしまう諸刃の剣だけど魅力的なものが多い。ちなみにカーディガンはワンサイズでユニセックス。ライダースとパンツはメンズのスタイルそのままだけどレディースサイズも用意。

 男性服をそのままダウンサイジングって結構勇気が必要だった。

 

 


f:id:hynm_kaneko:20180905105657j:image

ストールのようなコートのようなビンテージのエルメスは、質もデザインも最高レベルの一品。当然合わせるもののハードルは高くなるけれど、下げてみるのもひとつの考え方かもしれない。

スーパー無骨なフランス軍のM47型パンツを腰履きせずにウエストで合わせてみるとつんつるてんで裾を絞ってみるとワイドテーパードなレディースのパンツに見えてくる。

 控えめな印象だけどさりげなく主張してくる胸元は、エルメスに負けない作りの良さと品の良さを兼ね備えたナポリのハンドメイドシャツメーカーのもの。サイズがXLだから拳がひとつ入りそうなほどネックがゆるゆるで、逆にそれが色っぽくも見える??

足元はミリタリーのサービスシューズに見えるけれど実は超イタリアンなハンドメイドシューズ。

僕らの定番アイテムも女性の手にかかれば可能性が無限に広がってゆく、ちょっと悔しい。

 

 


f:id:hynm_kaneko:20180905105708j:image

高級素材をふんだんに使った、いかにも贅を尽くしましたなコートなんだけど、ルーツを辿るとなんてことない、とある民族の衣装だということがわかる。

ただカッコよければそれでいいのかも知れないけれど、生まれてきた背景やルーツを知ることで特別な感情が芽生えてきたり、愛着が湧いてくるから不思議だ。

そのうち自分なりの法則やルールなんかもできてきて"らしさ"ってものが身に付いていくのかも知れません。

お店はただの売り買いの場というだけではなく、なにかを再発見できたり、洋服を通じて歴史や文化にも触れられるような場であった方が楽しいですよね。

まだまだ足りないかもだけど世界中を駆け回り集めてきました。

 

 


f:id:hynm_kaneko:20180905105646j:image

いくつになってもマイサイズを探し続けている。最近になってやっと終わりがない旅なんだと気づく。これからも追い求め続けるのだろう。

途方もない旅の途中でフラッと立ち寄ってみて欲しい、なにかキッカケやヒントが見つかるかも知れない。

 

 


f:id:hynm_kaneko:20180905105701j:image

最高峰のカウボーイブーツに合わせるLevi's 501は、よくみると裾まわりがスッと絞られていてブーツのシルエットに合わせるかのように沿っている(実は裏側もモモからふくらはぎまでつまんでいる)。

ひとつひとつの細やかな配慮が統制のとれた全体感を生んでいく。気持ちのいいフィットの発見はなによりも満足度が高い(当社比)。

 

 


f:id:hynm_kaneko:20180905105711j:image

感性ではなく慣性で選んでみる。流れに逆らわず何も考えずになんとなくそこにあるものを合わせてみたりすると、今まで思いもよらなかったような組み合わせが完成する。

普遍的なモノ同士ってなぜだか親和性が高く、テキトーに合わせてもテキトーにならないからテキトーにしたい場合は相当テキトーにしなければならないので注意が必要だ。

実はリバーシブルのコートだったりキッズを拡大したベストだったりギミックは満載なんだけど、それもほんの少しの味付けにしかならない。テキトーも楽ではない。

 

 


f:id:hynm_kaneko:20180905105653j:image

コートを二枚重ねしても普通に見えてしまうんだからホントにテキトーって難しい(しつこい)。実はこの二枚、ベースは近いんだけど作り方やコンセプトがまったく違うから、僕らからするとまったくの別物なんだけど、知らない人からしたら似たようなもん。

でも重ねてみるとドレープの出方やサイズ感、ちょっとした仕様の違いが双方の良さを引き出しあっていて、やっぱり別物だよなと思う。

男女の買い物客でよくある話「なんでいつも同じようなものばかり買うの?」と女性に問われる光景をよくみるけれど、本人はそんなつもりはなくて全然違うものを買ってるつもりなんだよね。

少しの違いの少しの度合いが男女で違うのかな?今度ゆっくり僕らのちょっとしたこだわりを聞いてほしい。少しは共感してもらえるように準備をしておきます。

 

9/6のご来店をお待ちしております。

 

 

STYLING:Yoshihiro Fukami

PHOTOGRAPHER:Shinichiro Shiraishi

HAIR&MAKE:Taro Yoshida

 

 

■L'ECHOPPE
■住所 〒107-0062 東京都港区南青山3-17-3 
■電話 03-5413-4714 
■営業時間 11:00~20:00 
■定休日 なし

 


 

FRED PERRY "M1ポロ"再現プロジェクト

f:id:hynm_kaneko:20180817050958j:image

本企画は、FRED PERRY創業者のフレデリック・ジョン・ペリーが一番最初(1950年代)にデザインしたと言われるガセット付スッキパーポロ(型名:M1)を当時の作り方そのままで出来る限り再現しようとするプロジェクト。

 

その最大の特徴は脇に縫い目の無い丸胴。

 

実は前回の別注の時も丸胴の鹿の子を希望していたのですが、国内では技術的に難しいという事が判明し、今回も諦めていたのですが、ダメ元で相談を持ちかけると、、、

 

 

「出来るかもしれないので時間をください」との返事が。

 

前回も素晴らしい製品を生み出してくれたFRED PERRY企画チーム、期待しかない。

 

 

 

 

数日後

 

「鹿の子の丸胴生地を当時の生地感や風合いを再現できるニッターを探しました。効率や物性が良いとは言えない素材なので編んでくれるメーカーが中々ありませんでした。最終的には何社か編んでは貰えましたが当時の雰囲気が出せないままでいました」

 

「改めて当時の生産方法を掘り下げて行くと、1900年代初頭~1960年代のメリヤスは吊機(旧式の編み機)を多く使用していた事がわかりました。そこで、当時の吊機を現在も稼働させている創業98年の老舗ニッターにお願いして丸胴吊鹿の子を作成に成功。ニッターもここ何十年丸胴で鹿の子は生産していないとの事で、1000本にも及ぶ編み機の針の立替セッティングからスタートして貰いました」

 

「吊機の特性上、1日10m程度しか編みあがらない鹿の子生地は、独特の柔らかく膨らみのある生地感に加え、撚り回数が極端に少ない極甘撚り糸を使用する事で、50年代当時の風合いを再現する事に成功しました」

 

 

いつの間にか作る方向で進んでいる、、、というかほぼ完成している。

 

本当にさすがとしか言いようがない。

 

 

f:id:hynm_kaneko:20180814114758j:image

そして何事もなかったかのように、吊機による丸編み鹿の子は誕生した。

 

 

f:id:hynm_kaneko:20180814114823j:image

スキッパーポロもしっかり再現されている。

 


f:id:hynm_kaneko:20180814114834j:image
f:id:hynm_kaneko:20180814114841j:image

本企画の原型となった50年代のヴィンテージポロ。

 



f:id:hynm_kaneko:20180814114853j:image

リブは仮で付けられた既製のもの。

それでも抜群の完成度を見せる。

 


f:id:hynm_kaneko:20180814114845j:image

丸胴のスリットは個人的に涙モノ。

 

 

 

 

それからも何度か試作を繰り返して、全員納得の域まで完成度を上げて量産に入った。

 

 

 

そして完成したものがこちら。

 

f:id:hynm_kaneko:20180817041537j:image
f:id:hynm_kaneko:20180817041513j:image
f:id:hynm_kaneko:20180817041524j:image
f:id:hynm_kaneko:20180817041530j:image
f:id:hynm_kaneko:20180817041520j:image
f:id:hynm_kaneko:20180817041533j:image
f:id:hynm_kaneko:20180817041527j:image
f:id:hynm_kaneko:20180817041517j:image

ただの復刻ではない、美しさと気品に満ち溢れたポロシャツが完成しました。

 

吊機で編んだ生地は、洗いこむほどに実感できるやわらかさや、まるで手編みのような温もり、独特の豊かな風合いを持っており、その特性を長期間保つ商品となっています。

 

f:id:hynm_kaneko:20180817044723j:image
f:id:hynm_kaneko:20180817044726j:image

アーカイブポロのリブを忠実に再現するため、身生地のカノコに使用してる極甘撚の糸しリブの段階で特殊なソーピングと乾燥を施し風合いを出しています。

 

 

f:id:hynm_kaneko:20180817044814j:image
f:id:hynm_kaneko:20180817044810j:image

当時の雰囲気を生地や付属で突き詰めた後に、ユーズド感を演出するために製品洗い加工を入れています。特殊な溶剤で洗うことでユーズド独特のナチュラルな風合い出しをしています。

 

 

f:id:hynm_kaneko:20180817045033j:image

縫い代処理も、現在は2本針ロックだが、当時と同じ1本針ロックを採用。

裾は裾引きと呼ばれる熟練工員でないと縫製が難しいミシンを使用した縫製になっています。

 

 

f:id:hynm_kaneko:20180817045257j:image
f:id:hynm_kaneko:20180817045136j:image

丸胴ポロシャツを生産する上で、一番50年代らしさが出ているのは裁断かもしれません。

現代の洋服の裁断は自動機やバンドナイフでの裁断が主流でいかに効率よく人の手を掛けないかが重要ですが、今企画はデザイン上、スリットや前立ては、人が1枚1枚ハサミで切り込みを入れていくと言う手間のかかる裁断方法になっています。

 

 

 

もう何もいうことはありません。

 


f:id:hynm_kaneko:20180814114910j:image

期待値を遥かに超えたものづくりには感謝しかありません。

 

 

価格は14,000円(税抜き)

 

サイズはメンズ2サイズとレディース1サイズのご用意。

 

カス残しのナチュラルカラーとホワイトの2色展開。

 

 

発売中。

 

■L'ECHOPPE
■住所 〒107-0062 東京都港区南青山3-17-3 
■電話 03-5413-4714 
■営業時間 11:00~20:00 
■定休日 なし